人材紹介事業向けのデータベースとは、人材紹介会社が求人企業の採用活動を効率的にサポートするために、求職者や企業の情報を管理・活用するシステムです。 候補者のスキル、経験、希望条件、企業の求人情報などを一元管理し、効率的なマッチングを実現するために使われます。
求職者情報を集めているデータベースと、求人企業の採用情報を集めているデータベースの大きく2種類があるため、本記事ではそれぞれの特徴と活用事例をご紹介します。
求職者のプロフィールや職務経歴、スキル、希望条件などの情報が蓄積されているデータベースで、紹介会社は求職者に対して自社の転職支援サービスへの登録を促したり、自社で扱っている求人への応募を促すようなメッセージを送付することができます。 多くのデータベースでは、大量の求職者情報の中から、特定の条件(例えば「エンジニア経験5年以上」「管理職経験」「英語ビジネスレベル」など)で絞り込みが可能になっているため、キーワード検索や、年齢、勤務地、希望年収など多様なフィルタを設定し、適切な候補者を効率的に見つけ出すことが可能です。
▼求職者データベースを利用するメリット
大量の求職者情報が蓄積されているため、自社で求職者を集客するよりも、求人ニーズに合った候補者を迅速に見つけられます。 これにより、採用スピードが向上し、企業への提案のスピードも加速します。 また、データベースによっては、求職者が過去に紹介された企業や、その反応履歴を確認できるため、個々の求職者に対してアプローチを変えることなども可能です。
▼求職者データベースを利用する際のポイント
月額性・成功報酬制など、料金形態については各社それぞれのため、自社の予算に合ったデータベースを選ぶ必要があります。 また、登録されている求職者については、1人に対して複数の人材紹介会社がメッセージを送付しているケースが多いため、むやみやたらにメッセージを送付しても、反応を得ることは難しい状況です。 求職者から返信を得るためにはメッセージ内容の作りこみを行う必要があります。
▼代表的な求職者データベースの例
・ビズリーチ
・リクルートダイレクトスカウト
・レバテックダイレクト
・リクルートエージェント
紹介会社を使用して採用活動を行っている求人企業の情報・募集案件の情報が蓄積されているデータベースです。 紹介会社は求人企業に対して、自社の転職支援サービスに登録している求職者を紹介することができます。 多くのデータベースでは、大量の求人情報の中から、キーワード検索や、年齢、勤務地、希望年収など多様なフィルタを設定し、適切な求人を効率的に見つけ出すことが可能になっています。
▼求人データベースを利用するメリット
大量の求人情報が蓄積されているため、自社で求人企業の開拓をするよりも迅速に・簡単に、求職者の要望に合った求人を見つけ、紹介することができます。 また、データベースによっては、データベース上で推薦した求職者の情報を保存しておくことができるため、各企業に対しての推薦作業を簡易化することができます。
▼求人データベースを利用する際のポイント
求職者データベースと同じく、月額性・成功報酬制など、料金形態については各社それぞれのため、自社の予算に合ったデータベースを選ぶ必要があります。 また、データベースによっては求人企業と直接のやり取りが禁止されている場合もあるため、直取引をするよりも推薦状況や選考状況の確認が煩雑になるケースもあります。 なお、求人企業によっては、データベース経由での紹介よりも直取引での紹介料を高めに設定している場合などがあるため、紹介会社の立場では優先順位に応じた使い分けが大切です。
▼代表的な求職者データベースの例
・Crowd Agent
・agent bank
・Circus
・JoBins
・マイナビジョブシェアリング
・リクまどα
・エクスオード
リクサス株式会社では、人材紹介事業向けの管理システム『LaS』 を提供しております。 LaSでは、求職者や求人企業の一元管理するだけでなく、求人開拓や求職者集客をスムーズに行うための各種機能も備えています。
▼求職者エントリーフォームの活用で、求職者集客を簡単に
求職者向けのエントリーフォーム機能を活用いただくことで、簡単に求職者の流入経路を設けることができます。 なお、求職者に入力してもらう項目は、ニーズに応じて柔軟にカスタマイズ可能です。 プライバシーポリシーへの同意確認なども、併せて対応できます。 事前に設定を行うことで、求職者がどの経路(スカウト/広告/自社HPなど)から応募してきたのかも、自動でLaS上に反映させることができます。
▼求人企業の開拓状況を分かりやすく
求人企業との取引状況や、どういったアプローチをしたかというアクションログまで、詳細な管理ができるようになっています。 また、企業の一覧画面を設けているため、未開拓企業を抽出し、アプローチをかけていく際の動線も非常に使いやすい構成となっています。
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